「しっかり寝ても疲れが取れない…」その原因は食事にあるかもしれません
「十分に寝ているのに、朝から体が重い」
「午後になると急に集中力が落ちる」
「休んだはずなのに疲労感が残る」
この“だるさ”は、年齢や気合の問題ではありません。
近年の研究から、日々の食事が血糖の乱れや慢性炎症を通じて、疲れやすさに深く関与していることが分かってきています。
この記事では、
日本人が無意識に摂りがちな
「体がだるくなりやすい食べ物」3つを、
科学的な視点から詳しく解説します。
なぜ「だるさ」は抜けにくくなるのか?
疲れとは、単にエネルギーが不足している状態ではありません。
**エネルギーを“うまく使えない状態”**です。
その背景には、主に次の2つの生理現象があります。
血糖変動(血糖値スパイクと急降下)
慢性炎症(自覚症状のない低レベル炎症)
血糖値が急激に上下すると、脳はエネルギー不足と錯覚し、
眠気・集中力低下・だるさとして信号を出します。
また、慢性的な炎症が続くと、
ミトコンドリア(体内のエネルギー産生工場)の働きが低下し、
「寝ても疲れが抜けない体質」になりやすくなります。
ダメ① 砂糖が多い食べ物・飲み物
(清涼飲料水・加糖コーヒー・スイーツ・菓子パン)
甘いものを摂ると、一時的に元気が出たように感じます。
しかし、その後に強い反動が起こります。
体内で起きていること
血糖値が急上昇する
インスリンが大量に分泌される
血糖値が急激に下がる
脳が「エネルギー不足」と誤認識する
この結果、
眠気
集中力低下
理由のないだるさ
が起こりやすくなります。
特に注意が必要なのが、液体の糖です。
ジュースや甘いカフェラテは、固形物よりも速く吸収され、
血糖を大きく乱しやすい特徴があります。
ダメ② 精製炭水化物だけの食事
(白米だけ・麺類単品・白パンのみ)
「甘いものは控えているのに疲れる」
そう感じる人に多いのが、この食事パターンです。
問題は炭水化物そのものではありません。
食物繊維やたんぱく質が不足した状態で摂ることです。
精製炭水化物中心の食事は、
消化吸収が速い
血糖値が上がりやすい
満腹感が続きにくい
その結果、
食後に眠くなる
すぐエネルギー切れになる
間食が増える
という悪循環に陥ります。
ダメ③ 揚げ物・超加工食品が中心の食生活
ここで誤解してはいけないのは、
油そのものが悪いわけではないという点です。
問題になるのは、
揚げ物の頻回摂取
スナック菓子や菓子パン
ファストフードなどの超加工食品
高温調理で劣化した脂質
これらは体内で
慢性的な炎症反応を引き起こしやすいことが、多くの研究で示されています。
炎症が続くとどうなるか
ミトコンドリアの働きが低下する
自律神経が休めなくなる
寝ても疲れが抜けない体になる
「理由は分からないけど、ずっとだるい」
その正体が、慢性炎症であるケースは少なくありません。
科学的に見て「まず変えるべき3つの習慣」
すべてを完璧に変える必要はありません。
効果が出やすい順に、次の3つを意識してください。
① 液体の糖を減らす
加糖コーヒー・ジュース → 水・無糖茶
② 主食単品をやめる
白米・麺だけ → たんぱく質+野菜を必ずセット
③ 揚げ物・超加工食品の頻度を下げる
揚げる → 蒸す・茹でる・煮る
この小さな選択の積み重ねが、
半年後・1年後のエネルギー状態を大きく変えます。
あなたの未来の体は、今日の食事で作られる
疲れやすさは、
年齢のせいでも、体質のせいでもありません。
知っているか、知らないか。
選んでいるか、選ばされているか。
その差が、未来の健康を分けます。
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免責事項
本記事は一般的な健康情報を提供するものであり、診断・治療を目的としたものではありません。
体質・持病・服薬中の方は、実践前に医師や専門家にご相談ください。
参考文献・出典(一次情報/open link)
血糖変動・食後の眠気・だるさ
Kaneda H, et al. (2025)
The Influence of Food Intake and Blood Glucose on Postprandial Sleepiness
https://www.mdpi.com/2072-6643/17/20/3217de Rijk MG, et al. (2024)
Glycemic Index and Alertness During Night Shift
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39343301/Avner S. (2025)
Glucose Spikes in People Without Diabetes
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41170150/
超加工食品(UPF)・慢性炎症・健康リスク
Lane MM, et al. (2024)
Ultra-processed food exposure and adverse health outcomes
https://www.bmj.com/content/384/bmj-2023-077310Bird JM, et al. (2025)
Ultra-processed vs minimally processed diets (RCT)
https://www.nature.com/articles/s41591-025-03842-0
揚げ物・調理法・AGEs
Wellens J, et al. (2025)
Cooking methods and advanced glycation end products
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40280130/



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